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きょう新年度本格スタート 辞令交付や入社式行われる
いわき市の企業や団体では3日、新年度が本格的にスタートした。同日にも入社式などが行われ、新型コロナウイルスの感染拡大で、ここ3年は縮小やオンラインとする傾向にあったが、4年ぶりに通常規模とするところが多かった。市内のあちらこちらで、緊張しつつも新たな一歩を踏み出す若者たちの姿がみられた。
市役所では3日、新採用の職員に対する辞令が交付され、より良いいわき市を築く思いを胸にしていた。
交付式のうち、市長部局51人に対しては、市役所本庁舎で行われた。佐藤千晶さん(31)が代表して辞令を受け、岡拓海さん(22)が全体の奉仕者として職務に精励することを誓った。
内田市長は「これからのいわき市を作っていくのは、若い皆さんです。石の上にも三年、大変な時もあるかもしれませんが、いわき市の発展のため、一緒に頑張っていきましょう」と力強く呼びかけた。
いわき信用組合(本店・小名浜花畑町、本多洋八理事長)の経営者交流会「うるしの実クラブ」による合同入社式が3日、鹿島町久保のパレスいわやで開かれた。
合同入社式には、会員企業から計10人が出席した。うるしの実クラブの加茂博文会長(自由ケ丘・ハウス21代表取締役)と、本多理事長があいさつに立ち、それぞれの企業の新入社員を激励した。
続いて、田村建材の松田和真さん(18)が代表して宣誓に立ち、「まだまだ未熟で頼りない私たちだが、チャレンジ精神をもって何事にも全力で取り組みたい」と堂々と語った。