中之作漁港に15日、今年初めてカツオが水揚げされた。カツオは三重県南伊勢町の巻き網運搬船「第33清勝丸」(386トン、堀内孝彦船長)が、14日にいわき市東沖約270キロで取った約22トンで、重さは約2・2~2・3キロの中型が中心という。例年より約1カ月遅い初水揚げとなった。
水揚げ作業は午前6時ごろから始まり、次々とベルトコンベヤーを流れるカツオを前に、早朝のハマは活気に満ちあふれていた。堀内船長は「昨年は小型ばかりだったが、今年はいい大きさになっていると思う。漁場が近かったこともあり、機会があれば次もいわきに水揚げしたい」と語り、地元の人においしく食べてもらえればと笑顔を見せた。
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