第75回秋季東北地区高校野球福島県大会(県高野連主催)最終日の1日は、ヨークいわきスタジアム(いわきグリーンスタジアム)で3位決定戦と決勝が行われ、聖光学院が優勝した。地元いわき勢で唯一勝ち残っていた東日大昌平は、前日30日の準決勝で光南に敗れて3位決定戦に回り、最後の1枚となる来春のセンバツにつながる東北大会への出場権をかけて、学法石川と対戦したが、惜しくも3-4で九回サヨナラ負けを喫した。
江井康胤監督は「昨日、今日と選手はよく粘ったが、勝ちきれなかった。しかしいいチームになるきっかけは見えた。練習し、逆転できる力をつけさせたい」と選手たちをたたえた。
栗橋海斗主将(2年)も「光南、学法石川と東北大会に行けるチャンスが2度もあったのに悔しい。支部大会まで負けてどうしようかと思ったが、この県大会で成長できた。守備をもっと鍛えたい」と先を見据えた。今大会、3回戦から4試合続けて接戦を経験した選手たちが感じた自信と課題をもって、冬場の厳しい鍛錬に向かう。
◇3位決定戦
東日大昌平
000000111 3
001000201x 4
学法石川
◇準決勝
光南
0320001004 10
0040000022 8
東日大昌平
(十回タイブレーク)
ニュース