いわき市の上空に15日夕方、二重の虹が架かる珍しい「ダブルレインボー」が出現した。ダブルレインボーは幸運のサインとのいわれもあり、雨上がりの空にくっきりと浮かび上がっていた。
JRいわき駅前でもダブルレインボーが確認でき、同駅の市総合観光案内所はX(旧Twitter)で発信した。案内所では街の風景や季節のできごとを投稿しているが、今回は担当者が雨上がりの条件から、虹が出ると確信して外に出たという。
ただダブルレインボーは想定外だったようで、「まさか二重に虹が架かるとは」と驚きを見せていた。いわき駅前を行き交う市民らも、空に向かってスマートフォンのカメラを向けていた。
ダブルレインボーは、はっきり見える内側の虹を「主虹」、外側の虹を「副虹」と呼び、空気中の水滴内で光が2回反射することで生じ、副虹は色の並びが逆になる。
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