今年8月に山火事に見舞われ、大きな被害を受けたハワイ・マウイ島の人たちをフラで援助する「マウイ島復興支援チャリティー~SUPPORT FOR MAUI~」が23日、市文化センターで開かれる。
時間は午前10時~午後3時。入場料は大人999円、高校生500円、中学生以下無料(全席自由)。いわきハワイ交流会主催、市、常磐興産スパリゾートハワイアンズ、いわき観光まちづくりビューロー共催。
マウイ島の山火事は、8月8~11日にかけて発生し、死亡・行方不明者100人超、建物などの焼失2千棟以上という惨事となり、現在でも現地の生活は困難な状況にあることから、ハワイ州と友好関係にある、いわきハワイ交流協会(鈴木常雄会長)らがフラでの支援チャリティーを企画した。
ステージでは、スバリゾートハワイアンズ・ダンシングチーム(フラガール)はじめ、いわき市内外の13フラスクールの会員らが復興祈願の踊りを披露し、自らの出演参加費と入場収益、会場の募金箱に寄せられた浄財を加えた金額をマウイ島に寄付する。
支援チャリティーPRのため、鈴木会長、ダンシングチームのワイナニ美穂(ソロダンサー)、斎藤遥、大木美海さんらが16日、いわき民報社を訪れた。
鈴木会長は「東日本大震災時、マウイ島の県人会などから子どもたちへの支援をいただいた。大きな被害を受けた現地の人たちに恩返しをしたい」と述べ、ワイナニ美穂さんは「市民の皆さん1人ひとりの力が、大きな輪に広がることを願っている。私たちも精一杯支援に協力したい。ぜひ足を運んでほしい」と来場を呼びかけた。
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