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アクアマリンふくしま 節分の展示 珍しいマツカサウオ(鬼鯛)稚魚も
小名浜のふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」は2月4日まで、季節のイベント「アクアマリンの節分」を開催し、訪れた人を楽しませている。本館1階ホワイエの水槽には、節分をイメージさせる生き物として、鬼鯛(おにのタイ)の別名を持つマツカサウオと、節分の玄関飾り・ひいらぎいわしの葉に似たヒイラギが展示されている。
マツカサウオは兵庫県の一部では、乾燥させて玄関に飾ることで魔除けとする風習もある。今回の個体は昨年10月に採集した卵を育成しており、大きさは2cmほどの豆サイズで、稚魚の展示は全国でも珍しいという。一緒に紹介されている標本は触ることができる。
ヒイラギは、文字通り植物のヒイラギのようでトゲもある。本州中部以南の西日本、朝鮮半島南部、東シナ海西岸、台湾まで分布しており、小名浜港でも見られる。
2月3日には、企画展「飼育員すばる君のひみつ道具」(同29日まで)から、メインキャラクターのすばる君が豆まきを実施する。時間は午前11時、午後2時。場所はおまつり広場(天候不良時は本館2階潮目の海=大水槽前)。