7日までの「春の全国火災予防運動」に合わせ、松の実こども園(常磐松久須根町、小泉真美園長)の幼年消防クラブは同日、同園から、漬物・佃煮製造卸の西野屋食品(常磐上矢田町)まで250mほどを防火パレードし、通行者や地域住民に火の用心を呼び掛けた。
幼少期からの防火防災意識の育成や市民への火災予防思想の普及を図るため、常磐消防署(鈴木茂幸署長)の協力を得て実施した。同署の宍戸栄介副署長と署員、先生たちが付き添い、法被姿の年中児約50人が「火の用心 マッチ一本火事のもと!」と声を上げながら練り歩いた。
園児たちは西野屋食品に到着すると、火遊びをせず、親や先生の教えを守って礼儀正しい子どもになることを誓う「防火の誓い」を読み上げ、店の従業員や来店客にポケットティッシュを配るなど、元気いっぱい啓発活動を行った。
(写真:火の用心を呼びかける子どもたち)
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