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「おいしく野菜を食べよう」マルトと茨城・常磐大 カレーやスイーツなど開発

 いわき市や茨城県でスーパーマーケットで展開する「マルト」(本社・勿来町窪田、安島浩代表取締役社長)と、同県水戸市の常磐大との新たな商品開発プロジェクトが完成し、「マルトトトキワ」と名付けて展開していくことが決まった。
 でき上った商品は野菜摂取を狙いとしたカレーやピザ、ケーキ、団子の4品で、お披露目会が14日、同大で開かれた。いずれも23日から販売を開始する(期間限定あり)。
 マルトと常磐大の商品開発プロジェクトは、昨年度から始まった取り組み。同大人間科学部健康栄養学科は、優れた管理栄養士の育成を目指しており、学生のキャリア形成の一環として、茨城県も含めた産学官連携で進めている。
 本年度は2、3年の学生11人が参加し、地元の野菜を活用しながら、いかに野菜不足を解消するかをテーマに、昨年7月から話し合いや試食を重ねてきた。

 開発商品のうち、「いがっぺカレー」は、ニンジンやレンコンなど約70gの同県産野菜がゴロゴロと入っており、食感を楽しめる一品に仕上げた。甘口にすることで子どもでも食べやすく、おいしく野菜を取れる工夫を施している。
 「参上!ピザレンジャー」はトマトやブロッコリーはじめ、同県産野菜本来のうま味や甘みを生かした。野菜の彩りも大切にしつつ、ボリューム感たっぷりで食べ応えもある。
 「ときゃろっとケーキ」は、同県産のニンジンにショウガ、クルミ、レーズンを配合したケーキで、スパイスが効きながらも素朴な甘さが優しい口当たりに。「831(やさい)だんご」は、餡(あん)をトマト、ニンジン、枝豆、モロヘイヤ、レンコンで作った団子で、野菜の風味に甘さを調和させた。
 パッケージや販促物のデザインも学生が考案した。ロゴはマルトと同大の名前から、片仮名の「ト」を図案化。シンボルマークは食事を味わう人の表情に、ワードマークは両者の結び付きを表現する「+」を表した上で、ダイヤの形で学生の輝きを伝えている。
 販売店舗は次の通り。▽いがっぺカレー(税込み540円)=マルト全店(勿来駅前店を除く)▽参上!ピザレンジャー(同431円)=SC平尼子店、SC笠原店※23、30日、4月13、20日の4日間限定▽ときゃろっとケーキ(同538円)=同※同4日間限定▽831(やさい)だんご(同5本594円)=同※同4日間限定
 (写真1枚目:常磐大で開かれたお披露目会 2枚目:開発したカレーなど4品)

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

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