いわきコンピュータ・カレッジ(泉町四丁目、田口周二校長)の第34回入学式が10日、同校に隣接する泉公民館講堂で行われ、システム設計科の51人が入学した。
一人ひとり名前が呼ばれ、入学が許可されたあと、田口校長が式辞に立ち、「熱い期待を持って歓迎したい」と前置きしながら、変化・進化目まぐるしいIT社会に将来飛び込んでいく新入生たちの〝伸びしろ〟を大きくし、成長につなげるため「何事にも思い切って挑戦し、たくさんの失敗をしてほしい」とアドバイス。「この2年間は皆さんを未来の成長へと導く『近道』、教職員一丸となり成長を支えたい」と語り掛けた。
このあと新入生を代表し、今井旅生さん(24)が「この2年は、現在のコンピュータ知識や技術を学べる非常に貴重な時間。充実した環境に甘んじることなく、資格取得のため勉強に励みたい」と力強く宣誓した。
新入生たちは同校が掲げる校訓「自律・創造」のもと、高度な情報処理技術と知識を身に付け、情報社会の進展に貢献できるよう、日々研さんに努めていくことを誓った。
また、同校を運営する職業訓練法人いわき情報処理開発財団の理事長として、内田市長が激励の言葉を送った。
(写真:力強く宣誓する今井さん)
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