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アクアマリンふくしま「蛇の目ビーチ」の運用変更 生き物観察エリアに

 小名浜のふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」は11日、海辺の環境を再現した「蛇の目ビーチ」の運用方法について、本年度から変更し、生き物と触れあえるタッチプールから、水に入って生き物を観察できるエリアにすると発表した。
 今年は27日に海開きをする蛇の目ビーチは、4500平方mの広さを誇り、北原白秋が作詞した童謡「あめふり」の歌詞にちなんだ磯、干潟、浜の3つのエリアで構成。世界最大級のタッチプールとして、水に入って自由にヒトデやナマコなどに触れて観察できるとして、多くの子どもたちの人気を集めてきた。
 しかし触れられることでのダメージを考慮し、動物が健康に環境と調和しながら生きる「動物福祉」の観点から、今後は教育プログラムなど限定的な場合を除き、タッチプールとしての運用を取りやめた。同館は「今後とも環境再現型展示の充実を図っていく」としている。
 蛇の目ビーチは11月30日まで。水でぬれても大丈夫な服装、タオル、着替え、サンダル等があると便利だ。
 27~29日には、海開きイベント「蛇の目ビーチで宝さがし」が開催される。蛇の目ビーチの砂浜に65個のタカラガイが隠され、見つけた人に同館からグッズを進呈。さらにその中から抽選で1人に向けて、人気のアザラシフェイスクッションをプレゼントする。
 参加費無料(入館料別途)。時間は午前9時から11時まで(隠したタカラガイがすべて見つかった時点で終了)。
 (写真:運用が変更される蛇の目ビーチ=アクアマリンふくしま提供)

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