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いわき市石炭・化石館「ほるる」2年ぶり再オープン ダイナミックな演出再び
常磐湯本町の市石炭・化石館「ほるる」は25日、約2年ぶりに再オープンの日を迎えた。2022(令和4)年3月の福島県沖地震に伴い、敷地内の竪坑櫓(やぐら)が被災したため、同年5月から臨時休館が続いていたが、ゴールデンウイークを前に、いわき市を代表する「学術と観光」の両面を併せ持った施設が再開したことで、多くの来館者が期待される。
ほるるには再オープン初日の25日から、さっそく市民らが足を運んでいる。展示室では、いわき地方で発掘された化石をはじめ、貴重な品々が並んでおり、工夫をこらした音と照明とともに、ダイナミックな演出が戻ってきた。
同日夜からは、謎解きを交えた夜間イベント「ほるるクエスト」も開始するほか、5月6日まで多彩なゴールデンウイークイベントが予定されている。
通常の開館時間は午前9時から午後5時(最終入館は同4時半まで)。休館日は第3火曜日(祝休日の場合は翌日)、1月1日。観覧料は一般660円、中学・高校・大学生440円、小学生330円。
(写真:再オープンを迎えたほるる)