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いわき市の50代女性 架空業者の話信じ533万円詐欺に ネット利用料など名目

 いわき中央署は10日夕方、いわき市の50代女性が、架空の業者をかたるメールや電話を信じ、インターネット利用料金や詐欺被害者への補償金の名目で、合わせて現金533万6400円をだまし取られたと発表した。同署は詐欺事件として調べを進めている。
 同署によると、女性の携帯電話に4月22日、ショートメールサービス(SMS)を通じ、「個人データ」と名乗る会社から、インターネットの利用料金があるとする連絡が入った。
 女性は身に覚えがなかったため、SMSに書かれた電話番号にかけたところ、「個人データ」や「日本ネットワークセキュリティ」の職員とする男らが対応した。
 男らは「あなたの端末からサイトが利用された履歴があるので、身に覚えがなくても利用料金を支払わなければならない」「またあなたの端末が悪用され、詐欺等の被害に遭った方がいるので、その方たちへの補償金も支払ってもらう必要がある」「サイトを利用したり、悪用したりしていないことが分かれば返金する」などと告げてきた。
 これら話を信用し、後に返金されると思った女性は、4月23日から5月6日までの間、計6回にわたって、指定された銀行口座に現金を振り込んでしまった。
 同署は、身に覚えのないサイトの利用料金などを支払うよう求めるメール等は「詐欺」と疑い、110番や最寄りの警察署への通報を求めている。
 (資料写真:いわき中央署)

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