常磐興産が運営する「スパリゾートハワイアンズ」のファイヤーナイフダンスチーム・シバオラのムア史弥さん(27)=本名・松島史弥=は9日(日本時間10日)、米国ハワイ・オアフ島で開かれた「第31回ファイヤーナイフダンス世界選手権大会」の決勝ラウンドに進出し、2位に輝いた。
惜しくも世界一は逃したものの、世界2位は2018年の兄・バル憂弥さん(30)=本名・松島憂弥=に続く、アジア人2人目の快挙となる。
ファイヤーナイフダンスは、南太平洋の島国サモアの「勝利のジェスチャー」をもとにした伝統的な踊り。世界選手権はハワイ最大のテーマパーク「ポリネシア・カルチャーセンター」が主催し、今回は本場サモアのほか、ハワイや米国本土、タヒチなどから32人がエントリーした。
シバオラは、日本で唯一のファイヤーナイフダンスチーム。世界選手権には5年ぶりのムアさんと、初のアフィ諒汰さん(25)=本名・根本諒汰=が出場した。アフィさんは初日の8日(同9日)に行われた予選ラウンドで敗退した。
決勝ラウンドは3人で争われた。予選ラウンド1位で通過し、堂々の演技を披露したムアさん。5年前は予選ラウンド敗退とあって、「シバオラメンバーの支えもあり、この結果を残せました。今後もメンバーと切磋琢磨しあい、さらに練習に励み、次こそは優勝したいと思います」と意気込んでいる。
(写真:世界2位に輝いたムア史弥さん<左>=常磐興産提供)
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