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今年も「田んぼの学校」スタート 渡辺小の子どもたちと地域住民一緒に
渡辺小(阿部洋一校長)が地域住民と取り組む体験学習「田んぼの学校」が今年もスタートし、24日には学校近くの学習田で田植えが行われた。
同校では毎年、5年生が総合的な学習の時間を使って米づくりを体験している。地元の米農家など住民による「田んぼの学校応援団」(遠藤佐一団長)が、田起こしや代かきといった当日までの準備と運営全般をサポート。24日は児童14人と教職員、応援団のメンバー、父母ら合わせて約30人が田んぼへ。素足で泥に入り、稲の手植えを体験した。
はじめて田植えを体験したという古内朝陽さん(10)は「深いところがあったりして転びそうになった。応援団の方が目印を付けてくれたので作業がしやすかった」と作業を楽しんだ様子。「苗をしっかり育て、上級生にもこれまでの恩返しをしたい」と話した。
植えたのはもち米の品種「コガネモチ」。児童たちは稲の観察会やかかしづくりなどを体験し、10月以降に稲刈りを行う予定だ。
(写真:水しぶきを浴びながら田植えを楽しむ児童たち)