市は次世代移動サービス「MaaS」による出張行政サービス「お出かけ市役所」を活用し、10月をめどに新たなマイナンバーカード取得者向けサイト「マイナポータル」を通じ、健康保険証を紐づける設定操作の支援を導入する。
津田一浩市総合政策部長が12日、市議会6月定例会の席上、長谷川貴士議員(つつじの会)の一般質問で明らかにした。
政府は今年12月から、現行の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードに機能を一本化した「マイナ保険証」に移行する方針で、今後のニーズが見込まれると判断した。
また利用者ごとに対応できるよう、事前予約制で個人宅に訪問し、サービスを提供する「デマンド型運行」も検討する。
津田部長は答弁で「今後も移動型モビリティサービスの価値を、市民の皆さまに実感していただき、お出かけ市役所がより地域に寄り添った、きめ細やかな行政サービスの提供につながるよう、取り組みを進めていく」と述べた。
(資料写真:いわき市役所本庁舎)
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