いわき市医師会 新会長に斉藤道也氏 受動喫煙防止や減塩呼びかけの実績持つ

　市医師会の新会長に、副会長の斉藤道也氏（６２）＝みちや内科・胃腸科（小名浜住吉）院長＝が選ばれた。同会の代議員会が１５日、平字一町目のいわきワシントンホテル椿山荘で開かれ、任期満了に伴う役員改選で決定した。
　斉藤氏は磐城高、聖マリアンナ医科大卒。東北大附属病院、市立総合磐城共立病院（現・市医療センター）での勤務を経て、２００１（平成１３）年にみちや内科・胃腸科を開業した。２０（令和２）年から同会副会長に就いていた。
　市民の健康増進に向けた活動にも積極的で、受動喫煙防止の運動「イエローグリーンキャンペーン」を先導。市やスーパーマーケットのマルトと連携し、塩分を控えながらも満足できる新商品の開発も監修している。
　１８年から会長を務めた木村守和氏（６４）＝木村医院（四倉町）院長＝は顧問になる予定。代議員会に続いて、式典が開催され、賀詞や永年勤続、特別功労などの表彰が行われた。
　（写真：新会長の斉藤道也氏）