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アクアマリンふくしまで夏のイベント始まる 生き物あしらった七夕飾り登場
涼しさを体感する企画「アクアマリン真夏の涼感イベント」が、ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」で行われている。1階エントランスホールには「七夕まつり」と銘打ち、恒例の生き物をあしらった七夕飾りが登場した(8月8日まで)。
イベントは8月25日までの開催で、子どもたちが喜ぶワークショップをはじめ、深海魚にスポットを当て、13日から始まる企画展「旅する深海魚~どこで生まれてどこで育つのか」と連動し、お盆の時期には露店なども並べる。
七夕飾りは吹き流しを含め高さ4m。職員たちが心を込めて作った力作で、今年はハゴロモコンニャクウオが新たにお目見えした。珍しい深海魚として、泳ぐ姿が羽衣を着た天女をイメージさせることから、同館の研究で2017(平成29)年11月に命名された品種で、現在も展示・繁殖に挑戦している。
また昨年に引き続き、ゴマフアザラシ、ナメダンゴ、カエル、コノハズクと、公式のマスコットキャラクター「権兵衛(ごんべえ)」も飾られ、来館者を楽しませている。6、7日には〝おさかな〟短冊に願い事を書く催しも開かれる。
このほか、いわき市の魚メヒカリ(アオメエソ)らがナビゲーター役として、深海魚の生態やいまだ解明されてない謎を紹介する企画展「旅する深海魚~どこで生まれてどこで育つのか」(来年2月24日まで)にちなみ、深海魚祭りを8月11~14日に開催する。
帰省時期に合わせ、江名みなと復活プロジェクトの協力を得た「風鈴回廊」、金魚ねぶたや提灯を飾る「提灯回廊」も登場。屋外の蛇の目ビーチでは暑い夏を吹き飛ばす水遊びイベントを実施するなど、夏を満喫できる催しが目白押しだ。
8月3日のいわき花火大会は午後9時ごろ、同11~14日は同7時(入館は同6時まで)に開館時間を延長する。
(写真:アクアマリンふくしま恒例の七夕飾り)