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パリ五輪 いわき市生まれの競泳・松元 200m自由形で8位「悔いはない」
いわき市生まれの競泳・松元克央(27)=ミツウロコ=は29日(日本時間30日未明)、パリオリンピックの男子200m自由形決勝に出場し、1分46秒26のタイムで8位だった。
前半から果敢な泳ぎを見せたが、惜しくも最後は差を付けられてしまった。決勝のレースを終え、「この舞台での最高のパフォーマンスをしたつもりです。泳ぎ切ったので、僕自身に後悔はないですが、みんなの期待に応えたかった気持ちはありました」と松元。目標のメダルに届かなかった悔しさをにじませつつ、「やってきたことに間違いはなかったと思います。(東京五輪からの)3年間に悔いはないです」と語った。
勿来町の祖母・松本節子さん(91)は7時間の時差をものともせず、テレビ中継で応援し、「本当に良く頑張ったと思う」とたたえた。松元は8月2日(日本時間2日夕方)の男子100mバタフライ予選にも出場を予定しており、さらなる勇姿を楽しみにしている。
(写真:男子200m自由形で8位となった松元克央=原田拓未撮影 読売新聞社配信)