高久小を練習拠点とする「高久バレーボールスポーツ少年団」(田仲庄十監督)は8月6~9日の4日間、東京体育館(東京都渋谷区)をメインに、6会場で開かれる「第44回全日本バレーボール小学生大会」(日本バレーボール協会など主催)に出場する。
2年ぶり17回目の全国大会。出場に先立ち30日、市役所本庁舎を訪れ、内田市長に出場を報告した。主将の田仲湊君(12)=高久小・6年=は「攻撃力より守備力を上げ、できる限り長いラリーで楽しいバレーにしたい」と抱負を語り、ひのき舞台での活躍を誓った。
高久バレーボールスポ少は、1986(昭和61)年に結団。当初から田仲監督が指揮を執り、2016(平成28)年には全国3位の好成績を残している。
全国常連の強豪だが、昨年は県大会3位と全国切符には一歩届かなかった。昨年の悔しさをバネに、今年は昨年の主力を中心に奮起したという。
主将の田仲湊君と志賀蒼亮君(11)=高久小・6年、西田前君(11)=夏井小・同=のアタッカー3人を軸に、サーブで崩してスパイクを叩き込む戦術が持ち味で、6月に県営あづま総合体育館(福島市)と白沢体育館(本宮市)で行われた県大会では、3戦全てストレート勝ちを果たして優勝した。
全国大会は相模原ギオンアリーナ(神奈川県相模原市)を舞台に、初日の7日の予選リーグで高知代表のはりまや橋JVC、佐賀代表の伊万里JVCと対戦することが決まっている。チームは本番に向け、強豪の女子チームや中学生女子クラブチームと練習試合を重ねるなど実践方式で調整を進めている。
(写真:内田市長を表敬訪問したメンバーたち)
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