第67回県中学校体育大会駅伝競走大会(県中体連、県教委、市教委など主催)が9日午前10時から、21世紀の森公園内の特設コース(男子6区間18・06km、女子5区間12・06km)で開催される。同大会でのいわき会場は、2020(令和2)年の第63回以来4年ぶりで、県内53校から男女選手が出場する。大会に先立ち8日、同公園内のいわきグリーンベースで開会式が行われた。
選手宣誓では内郷一男子の草野海成さん(15)=3年=、勿来一女子の安藤万葉さん(15)=同=が「仲間との絆を胸に正々堂々闘い抜き、本大会を開催してくれた方々、支えてくれた家族、指導の先生方に感謝の気持ちを持って、走り切ることを誓います」と力強く述べた。
大会に出場するいわき勢は、9月5日に同じ会場で実施された市大会で上位入賞した男女6校。男子は市大会28年ぶりに優勝した内郷一中、勿来一、平一、植田、平三、中央台南。女子は市大会6連覇の勿来一ほか、中央台南、小名浜一、泉、平三、平二が参加。このうち、勿来一女子は昨年の県大会で3度目の優勝を果たすなど、地元での連覇に期待がかかる。
競技は女子が午前10時、男子が同11時半からスタートし、午後2時に表彰式を実施。男女ともに優勝校は12月15日に滋賀県で開催される全国大会、準優勝、3位入賞校が26日に秋田県での東北大会出場権が得られる。
(写真:力強く選手宣誓する内郷一・草野さん=右=と勿来一・安藤さん)
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