早くも新年迎える準備 江名諏訪神社でしめ縄作り １１月最終週に飾る予定

　新年を迎える準備として、江名諏訪神社（江名字走出、江名守康宮司）の本殿などに飾るしめ縄作りが１０日、神社境内で行われた。江名宮司と中田昭彦さんら総代１０人が作業に参加し、地区の稲わらを丁寧にもじってつなぎ合わせ、まず７ｍほどの綱を６つ作成。３つの綱をさらに束ね、６時間ほどかけて２本のしめ縄を作り上げた。
　同神社は征夷大将軍坂上田村麻呂の奥州蝦夷征伐に由来し、住民たちの守り神として長く親しまれている。地区の安寧を願い、作り上げたしめ縄は、今月最終週に境内の鳥居と市有形文化財に指定されている本殿に飾られる。
　（写真：地区の稲わらを使ったしめ縄作り）