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いわき市 遠野、田人の河川洪水ハザードマップ公開 早期かつ安全な避難を
市は27日から、遠野地区と田人地区について、新たに河川洪水ハザードマップの公表・配布を始めた。対象は遠野地区西部の入遠野川、折松川、同地区東部の上遠野川、根本川、田人地区の荷路夫川。
河川洪水ハザードマップは、市ホームページ<こちら>に掲載するほか、各地区の関係世帯に各戸配布する。市河川課(市役所本庁舎5階)、市遠野支所、市田人支所にも備え付けている。
市では河川がはん濫した場合、地域住民に早期かつ安全に避難してもらうためや、被害を最小限に抑えることを目的に、想定される浸水区域や避難場所などを示した「地図面」と、平時から災害に備えていただくための防災情報を記載した「学習面」をまとめ、河川洪水ハザードマップとして作成している。
近年は自然災害が激甚化しており、いわき市でも2019(令和元)年の東日本台風や、昨年9月の台風13号に関連した大雨で水害に見舞われているため、河川洪水ハザードマップの活用が求められている。
(画像:入遠野川、折松川の河川洪水ハザードマップ)