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いわき市の来年度予算案 一般会計は1508億円 4月から公立中の給食費無償に

 内田市長は13日、市の2025(令和7)年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は1508億3788万3千円(対前年度62億260万1千円、4・3%増)で、2年ぶりに増加に転じた。
 主な内容としては、身体的・精神的・社会的に満たされた状態の「Well-Being(ウェルビーイング)なまちづくり」の実現に向け、政策の方針をまとめた「いわき版骨太の方針」に202億9658万7千円を計上。経済対策関連予算として、定額減税不足額給付や物価高騰対策に17億2182万7千円を充てる。
 予算の特徴としては、内田市長が標榜する「人づくり日本一」への投資予算として、97事業・22億6682万2千円を盛り込んだ。市長就任前の2021(令和3)年度と比較し、約14億5千万円の増。前年度からは5億6345万7千円の上積みとなった。
 自らが目標とする「学力日本一」の達成とともに、地域を支える人たちを応援する狙いを持たせている。
 また「新たなステージに向けた5つの重点パッケージ」として、<1>医療・救急強化パッケージ<2>若者・女性等への雇用・産業強化パッケージ<3>防災・自治体強化パッケージ<4>教育・子育て充実パッケージ<5>まちの魅力創出パッケージ――に86億1059万1千円を付けた。
 来年度予算にあたり、要望が多かった公立小・中の給食費無償化のうち、4月から校外活動を含めた保護者の負担が比較的大きい中学生を全額公費負担とする。小学生は引き続き第3子以降のみとするが、「今後も財源をねん出し、小学生も含めた全額公費負担を検討していく」(内田市長)という。
 (写真:来年度の当初予算案について説明する内田市長)

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