日本陸上競技連盟公認のフルマラソン大会「第16回いわきサンシャインマラソン」は23日、平下荒川のいわき陸上競技場から小名浜のアクアマリンパークまでの42・195kmで行われた。同パークが会場の2km親子と2、5、10kmと合わせ、県内外から7293人が参加した。
フルマラソンのうち、男子はいわき市勢がワンツーフィニッシュの快挙。優勝はいわき市役所の蛭田雄大選手(28)で、2時間22分48秒のタイムで2年ぶり2度目の頂点に立った。
蛭田選手は中央台南中、学法石川高、中央大卒。実業団やクラブチームを経て、昨年4月から市職員に転身し、現在は平地区保健福祉センターで勤務しながら、自らの走りを極めている公務員ランナーだ。昨年の大会は3位だった。
2位は東日本国際大3年の太田翔空選手(21)が2時間24分34秒でゴール。湯本一中、田村高を卒業し、進学後も陸上を続けており、昨年の23位から一気に表彰台に駆け上がった。
女子は茨城県東海村の沼田夏楠選手(33)=笠松走楽会=が2時間44分25秒で初優勝を飾った。
その他のフルマラソン上位3人は次の通り。
【男子】<3>藤飛翔(長野県)【女子】<2>嶋田早紀(北海道)<3>菅野柚花(宮城県)
(写真:優勝インタビューに答える蛭田選手)
※初稿で蛭田選手の昨年の順位に誤りがあり、訂正いたしました。またエントリー数から実際に走った人数に改めました。
ニュース
サンシャインマラソン いわき市役所の蛭田選手V 2位は東日本国際大・太田選手
