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いわき市の25年度人事 初の女性部長3人に ふくしまDC見据えて福島県に派遣

 市は21日、2025(令和7)年度の定期人事異動を発表した。異動件数は1190件(前年度比88件増)。部長職には横滑りも含め新たに10人が就き、うち2人が女性が次長職から昇任した。
 このため留任する市民協働部長に加え、会計管理者、水道局長の計3人が女性となる。いわき市では22年4~8月、部長職の女性が2人(市職員1人・国からの出向1人)在籍したことがあり、今回はその時を上回って過去最多となった。
 部長職のうち、危機管理部長は小川俊幸・保健所次長兼検査課長が昇任し、総務部長は佐竹望産業振興部長が回る。生活環境部長は蛭田裕一・同部次長兼総合調整担当を充て、産業振興部長には斉藤和哉生活環境部長が就く。観光文化スポーツ部長は深谷健司・財政部次長兼総合調整担当とし、会計管理者は市川雅子・監査委員事務局長を任じた。
 芳賀栄樹・勿来支所長は参与付きに。消防長は生え抜きの横内洋・危機管理部次長兼総合調整担当、水道局長は市長部局出身の猪狩葉子・同局次長兼総合調整担当とした。
 津田一浩総合政策部長、西川謙太財政部長(総務省からの出向)、遠藤英子市民協働部長、佐々木篤保健福祉部長、長谷川政宣こどもみらい部長、西丸巧農林水産部長、市毛芳幸土木部長、紺野克彦都市建設部長、久保木哲哉・議会事務局長は続投する。
 松島良一危機管理部長、千葉伸一郎総務部長、蛭田建一技監(河川防災担当)、中塚均・会計管理者、柴田光嗣教育部長、谷野真消防長、則政康三水道局長は役職定年を迎えた。いずれも主任事業推進員、主任専門技術員などの立場に降任した上で残る。
 市によると、定期人事異動にあたっては職員一人ひとりが躍動でき、身体的・精神的・社会的に満たされた状態の「Well―Being(ウェルビーイング)」が実現されることにより、職員からも市民からも「選ばれる」ような、持続可能な人材基盤の構築を目指している。
 人事交流は12団体・13人(前年比2団体・2人減)。国や県、民間企業との関係を深める狙いで、新規では大型観光キャンペーン「ふくしまデスティネ
ーションキャンペーン(DC)」を見据え、県観光交流課に2年間送り出す。またサッカー・J2いわきFCとの連携を巡っては、運営会社・いわきスポーツクラブに出向中の職員が復帰し、別の職員が2年間務める。
 (写真:いわき市の新任部長)

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