ジェットスキーのアクロバットショーにくぎ付け ２７日まで「おなはま海遊祭」

　小名浜の夏の風物詩「いわき花火大会」のプレイベントとして、おなはま海遊祭が２６日、小名浜港１・２号ふ頭とアクアマリンパークで始まった。初日は好天に恵まれ、県内外から多くの人たちが足を運んだ。２７日まで。
　おなはま海遊祭の前身は、１９８６（昭和６１）年から開かれた「船の博覧会」で、小名浜港の一般開放と観光振興を目指して始まった。２００１（平成１３）年から現名称となり、海に親しめる催しとして恒例行事となっている。
　目玉はジェットスキーのアクロバットショーで、競技用水上バイクの世界チャンピオンをはじめ、今年も国内外で活躍する選手たちが駆けつけた。ダイナミックな回転技に加え、スプラッシュと呼ばれる水かけも行われ、大いに盛り上がった。
　会場ではバナナボートによる港内一周や、福島海上保安部の巡視船あぶくまの一般公開、多彩なステージショーなども行われ、にぎやかだった。
　８月１日には前夜祭の「いわきおどり小名浜大会」が催され、同２日の「いわき花火大会」では例年を上回る１万２千発以上を打ち上げる。詳しくは、いわき花火大会実行委員会＜こちら＞へ。
　（写真：会場を沸かせたアクロバットショー）