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薄磯海水浴場に津波フラッグ「警報は震災思い出したが、冷静に対処できた」
いわき市の海水浴場4カ所は7月31日、ロシア・カムチャツカ半島東方沖で発生した巨大地震に伴い、津波注意報の影響で遊泳禁止となった。薄磯海水浴場には赤と白の格子模様の「津波フラッグ」が掲げられ、好天に恵まれながらも砂浜は閑散としていた。
薄磯海水浴場安全対策協議会長で、海の家を運営する鈴木幸長さん(72)は「津波警報では東日本大震災を思い出したが、冷静に対処できている。引き続きお客さんに事故のないよう、海の動向を見守っていきたい」と話し、残念そうに青い海を見つめた。
(写真:津波フラッグが掲げられた薄磯海水浴場を見つめる鈴木さん=7月31日)