いわき市や茨城県でスーパーマーケットを展開する「マルト」(本社・勿来町窪田、安島浩代表取締役社長)では、双葉郡楢葉町で生産される希少なサツマイモ「あまはづき」を限定販売している。
同町では東京電力福島第一原発事故からの復興に向け、サツマイモの栽培に力を入れており、マルトも協力している。あまはづきは2021(令和3)年に発表された新品種で、甘みの強さとねっとりとした食感が特徴。ただ保存期間が短いため、市場に流通する量はあまり多くないという。
本年度は東京大の学生を中心としたサークル「東大IMOPROJECT(イモプロジェクト)」と連携し、新たに「大学芋プロジェクト」を展開。このサークルはイモ類の栽培や料理を通じ、その魅力を発信する学生団体として活動している。
今回は数量限定ながら、同町振興公社が手がけたあまはづきの販売が実現した。平字尼子町のSC平尼子店の野菜売り場には、ずっしりとしたあまはづきが並んでおり、買い物客がさっそく手にしていた。
価格は税込み1袋(3~4個)322円。SC中岡、四倉、SC君ヶ塚、SC城東、SC草野、SC平尼子の各店で取り扱っている。なくなり次第終了。
(写真:平尼子店で取り扱っているあまはづき)
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マルト 希少なサツマイモ限定販売 甘くねっとり楢葉の「あまはづき」






