鹿島町のギャラリー創芸工房 ２１日まで 年末恒例の作品展

　鹿島町走熊の「ギャラリー創芸工房」年末の恒例作品展「【ちっちゃな幸せ】 私のお気に入り展―１９」が２１日まで、同ギャラリーで開かれている。陶器やガラス製品、木工の小さなオブジェ、アクセサリーなど丁寧な手仕事が光る約千点が展示されている。
　福島を中心に、東西の人気作家約４０人の手のひらサイズの作品を集めた作品展。いわきからは大久町の新谷窯、陶芸家の野口孝寛さん、箱崎りえさん、遠野町でガラス工房「スタジオ・リサ」を開いている西郷匡史・難波立子さんらが参加した。
　初出品の小川町の木工房「ＫＯＤＯＨ」は、木のぬくもりを生かした鏡餅や小さな雛（ひな）飾りを展示している。
　また、いわき出身のアーティスト・宮嶋結香さんが生き物たちの姿を描いた小さな絵画も注目だ。作家たちが来年の干支（えと）にちなんで制作したさまざまな馬たちも会場を彩る。
　会期中無休。開催時間は午前１０時～午後５時。問い合わせは同ギャラリー＝電話（２９）３８２６＝まで。
　（写真：ギャラリー創芸工房で開催中の「私のお気に入り展」）