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売上を子ども食堂の寄付に ダイドードリンコ ら・ら・ミュウに応援自販機
清涼飲料水と赤ちゃん用の紙おむつ、おしりふきが購入でき、売上の一部を「いわき子ども食堂ネットワーク」(平字六間門、菅波香織代表)に寄付する、ダイドードリンコ東北営業部(宮城県仙台市)の「こども食堂応援自販機」が、道の駅「いわき・ら・ら・ミュウ」に設置された。
市内では第一号となり、同ネットワークと同社東北営業部、市が応援協定を結び、相互に連携して手を携え、全国的な広がりを見せる子ども食堂を支援していくことを誓った。
子ども食堂は、主に民間団体や地域住民が主体となって子どもたちに安価、または無料で食事を提供するコミュニティー。
貧困に苦しむ子どもへの栄養支援、共働き家庭の子どもへの放課後の居場所の提供、学習支援の場などとして注目が集まっており、いわき子ども食堂ネットワークでは、市内19カ所(1月現在)の子ども食堂の中間支援などを行っている。
子どもに限らず地域の高齢者の交流拠点としても活用されており、いわきでもその数は増加傾向にある。これらを背景に、ダイドードリンコでは大王製紙、セコム医療システムと連携し、子育て世代を応援する取り組みとして、道の駅よつくら港など県内各地に紙おむつ、おしりふきが購入できる自動販売機を設置しており、今回はその活動をさらに一歩進めた。
こども食堂応援自販機とおむつ自販機の機能を合わせた自販機の設置は、いわき・ら・ら・ミュウが東北初となる。
また同社に加え、自販機を設置した市観光物産センターも売上の一部を同ネットワークに寄付する。同ネットワークでは両者の寄付金を各食堂のニーズに沿った支援にあてる方針で、市はホームページやSNSで情報を発信し、食堂支援への機運醸成を図るという。
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応援協定締結式は19日にいわき・ら・ら・ミュウで行われ、ダイドードリンコ東北営業部の高野裕一営業部長と同ネットワークの菅波代表、内田市長が協定書にサインした。
内田市長は「(設置が)一つの大きなきっかけになり、子ども食堂が広がることで子どもたちの助けにつながれば」、菅波代表は「食堂にアクセスできていない世帯がまだあるのが現状。取り組みを通じ、知らない方々が関心を持つきっかけになってほしい」と喜び、同社などの取り組みに繰り返し感謝した。
締結式には、市観光物産センターの小針正人代表取締役専務ら関係者が立ち会った。
(写真:ら・ら・ミュウに設置された「こども食堂応援自販機」)