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いわき市中央卸売市場 15年ぶり食堂復活 老舗割烹・一平の思い引き継ぎ

 小名浜の老舗割烹料理店「割烹一平」の思いを引き継ぎ、鹿島町の市中央卸売市場に「市場食堂一平 ーIPPEI MARKET STUDIO(イッペイ・マーケットスタジオ)ー」が開業する。
 運営は福祉施設や社員食堂などの給食事業に取り組む「テンミールIWAKI」で、市場で働く人々の日常に寄り添うとともに、一般市民も気軽に利用できる食堂としている。
 グランドオープンは5日で、いわき市の水産物ブランド「常磐もの」を中心に、新しい「市場食堂」の形を模索していく。
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 市中央卸売市場は1977(昭和52)年に開場し、かつて場内には食堂が併設されていたが、市場を取り巻く環境が変化し、2011(平成23)年12月をもって閉店した。
 市場関係者からは食堂の復活を求める声もある中で、割烹一平と縁を持つテンミールIWAKIが協力。新型コロナウイルスの感染拡大で一時は暗礁に乗り上げたが、コロナ禍を乗り越えてオープンが実現した。
 店舗の目玉としては、割烹一平の名物料理・あんこう鍋を基に「一平鮟鱇(あんこう)ラーメン」を提供。アンコウのうま味を余すことなく生かし、締めにはご飯を入れて雑炊として楽しめる。アンコウの旬に合わせ、3月ごろまでの季節限定商品となる。
 市場で未明から働く人たちのため各種朝食も用意しており、ショウガの香りとニンニクのうま味が効いた「朝市ラーメン」を定番の一杯として勧める。
 市中央卸売市場としての立地も活用し、昼時にはその日に競りにかけられた新鮮な魚や野菜、果物を使った「市場定食」「市場弁当」も並ぶ。仲卸などと相談して献立が決まるため、「その日の市場の動きが、そのまま料理になる」という。
 テンミールIWAKIの主事業と連携し、テストキッチン兼セントラルキッチンとしての役割を担い、給食事業の品質向上にもつなげる。さらに「IPPEI MARKET STUDIO」と冠するように、いわきの食文化の発信や、たくさんの人たちのコミュニケーションの場も目指す。
 テンミールIWAKIの担当者は「市場食堂を復活してほしいという多くの声に、割烹一平の思いが加わってオープンにこぎ着けた。多くの人に親しまれる存在になってほしい」と話す。
 営業日は木曜から土曜日、時間は午前8時~午後2時(今後拡大予定)。問い合わせは、電話090(2974)6603へ。
 (写真:5日にグランドオープンを控える「市場食堂一平」)

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