サッカーJ2・いわきFCの開幕戦が、18日に21世紀の森公園・いわきグリーンフィールドで開かれるのに合わせ、現場では本番に向けた準備が佳境を迎えている。16日には、会場に設置される細長いLED(発光ダイオード)のリボンビジョンが届けられ、チームの運営元・いわきスポーツクラブの関係者が運び入れていた。
今季のホームとなるいわきグリーンフィールドは、観客席を2300席から5030席に増設したほか、4基の夜間照明や600インチの大型ビジョンを備えた。ピッチには、2014年サッカーワールドカップブラジル大会で採用された天然芝が敷かれており、後はサポーターの歓声が響くのを待つばかりだ。
<いわき信用組合 いわきFC・保証会社とタッグで全国初の取り組み>
いわき信用組合(本店・小名浜花畑町、本多洋八理事長)は18日から、サッカーJ2・いわきFCの応援を兼ねた取り組みとして、「自動貸越サービス機能つき いわきFC応援口座」の取り扱いを始める。
いわきFCの運営元・いわきスポーツクラブと、平成29年からパートナー契約を結ぶいわき信組に加え、信用保証業のMG保証(東京都)の3者の連携で運用される。3者は15日、常磐上湯長谷町のいわきFCパークで記者会見を行った。
自動貸越サービスとは、引き出しや、公共料金・クレジットカード等の引き落としの際、残高不足が生じた場合に、自動的に不足額が融資される機能となっている。この機能によって、残高不足から信用低下を招くことが回避される。
いわきFCへの応援としては、貸越利用平均残高の1%を、クラブに向けての支援金として寄付する。信用組合と保証会社が共同して、地域のスポーツチームを応援する仕組みは全国初。詳しくは、いわき信組のホームページや、店頭窓口まで。
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