いわきFCは16日、明治安田生命J2リーグの第10節として、ザスパクサツ群馬(群馬)を、ホームの21世紀の森公園・いわきグリーンフィールドに迎え、2―1で勝利した。5試合ぶりの勝ち星となり、連敗を2で止めた。
試合は、12日のアウェーのツエーゲン金沢(石川)戦から、中3日の日程で行われた。前半6分、DF石田侑資(20)がペナルティーエリア手前でパスし、FW谷村海那(25)にわたると、最後はFW有田稜(23)が相手GKとの1対1を制して先制点を挙げた。
後半4分には、DF遠藤凌(24)の縦パスを谷村が受けると、ゴール前の有田につないだ。有田はこのボールを冷静にシュートし、追加点を決めた。群馬は19分に1点を返したが、いわきはリードを守り切った。
有田は試合後、谷村との連携が光った点を聞かれると、国士舘大の先輩・後輩で、普段から仲良くしてもらっていると明かし、息の合ったプレーができたと語った。久しぶりの白星には「これで満足せず、どんどん勝ちを積み上げ、サポーターの皆さんと喜びを分かち合いたい」と意気込んだ。
次戦の第11節は23日、栃木SC(栃木)と、アウェーのカンセキスタジアムとちぎ(栃木県宇都宮市)で対戦する。キックオフは午後2時。
いわきFC