■J2第22節 いわきFC0-4横浜FC(6月29日、ハワスタ)
▽得点【横】ンドカ・ボニフェイス(前31)小川(後17)カプリーニ(後21)村田(後45+2)
完敗を喫したが、いわきはMF西川潤(22)を軸に中盤を支配し、何度も局面を打開しようと試みた。横浜FCの四方田修平監督(51)は試合後、「前半は中盤の中央のスペースを使われた。押し込まれる時間も多かった」と指摘するように、決定機を演出した。
相手と同じフォーメーションのミラーゲームで、西川は「(中盤が)空くと思っていたので、そこからマイボールの時間を増やせるよう意識した」と明かす。しかし得点にはつながらず。「もっと味方との立ち位置だったり、連携を深めたりする必要がある」
0―1で迎えた後半13分、カウンターからペナルティーエリア中央でこぼれ球を拾うと、そのまま左足を振り抜いた。同点弾かと思われたが、相手GKが阻止。西川は悔しさを全身で表現した。
今季初の連敗となったが、自身のコンディションは好調という。「トレーニングを重ね、ゴール前やシュートの質を上げていく。次はホームでしっかりと勝ち切る」と宣言。さわやかさに秘めた闘志を、6日の大分トリニータ戦でぶつける。
(写真:堅守の横浜FCを攻め立てる西川)
いわきFC