いわきFC
<いわきFC余話>水戸戦で今季初得点の谷村「下を向いている暇はない」
■J2第7節 いわきFC1-4水戸ホーリーホック(3月30日、Ksスタ)
▽得点【い】谷村(前17)【水】山崎(前2)山本(前31)津久井(後13)草野(後43)
待望の今季初ゴールを挙げたFW谷村海那(27)だが、試合後のミックスゾーンで「ひどいです。いやあ本当にひどいです」と口火を切り、普段の寡黙さと打って変わって、いまだ勝ち星のないチームに苦言を呈した。
「(3―3の末にPK戦で惜敗したルヴァン・カップの)大宮戦は『いい試合』と言われているが、その基準が低いと思っている。相手が1枚少ないにもかかわらず、あんなサッカーしていてはいけない。圧倒すべき」と指摘した。
水戸戦についても「そもそも相手と対峙(たいじ)した時点で負けている。ゴール前で裏に抜けられていて、次の甲府戦でも狙われるはず」と述べる。また悔し涙に暮れる選手もいたが、「下を向いている暇はない。とにかく1勝するしかない」ときっぱり。一つのきっかけで上昇気流に乗れると信じている。
自身の得点シーンに対しては、「自分にボールが来たとき、(山口)大輝にヘディングで渡した後、いいボールをくれたので、自分も落ち着いてトラップできた」という。今季はいわきが得意とするビルドアップがはまらず、谷村が孤立する場面が目立った。
課題を踏まえ、水戸戦に向けて前線に重心をかける練習を徹底したことが得点につながったが、「こういう形で負けているチームは、自分が2点、3点と取らないといけない。練習から突き詰めていきたい」。ひときわ強い覚悟で連敗脱出を狙う。
(写真:水戸戦で今季初得点を挙げた谷村)