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いわきFC 新スタジアム計画でJ1ライセンス クラウドファンディングも始まる

 サッカー・J2いわきFCは25日、2026年2月から6月まで開催する特別シーズンを巡り、Jリーグから「J1ライセンス」が交付された。
 いわきFCは今年3月、ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」の西側に位置する小名浜港2、3号ふ頭の間を、新スタジアムの整備候補地として発表。6月にJリーグに対し、この内容を交えた計画を提出し、例外規定によってJ1ライセンスを取得した。
 運営会社・いわきスポーツクラブの大倉智代表取締役は来年早々にも、自社を筆頭株主とした特別目的会社(SPC)を立ち上げ、資金調達について検討を図ることを示した。総工費に関しては来年夏~秋に発表する見通し。ライセンスの交付にあたり、スタジアムは27年11月末までの着工、31―32年シーズンの開幕(31年8月)前までの完成を目指す。
 大倉社長は「J1ライセンスの交付を受けて、正直ほっとしている。防災や交通など解決しなければならない問題はあるが、しっかりと対応していきたい」と話している。
 26日からはクラウドファンディングの第1弾が始まった。計画・設計費用として活用し、目標金額は3千万円。特典の会員になると、スタジアム構想を進める過程での投票などに参加できる権利も与えられる。
 またスポーツ庁のスポーツコンプレックス推進事業(まちづくり連携支援事業)」にも採択された。スポーツ庁の事業を受けるのは3年連続。新スタジアムを中心とした地域連携や、観光振興のあり方などを深堀りするため、協議会を発足し、来年3月にマスタープランを公開する予定。
 こうした動きに対し、内田市長は「新スタジアム構想は、本市のまちづくりや、交流人口拡大、観光・スポーツ振興に波及効果をもたらすものであり、人口減少社会と向き合う本市にとって、地方創生の成功モデルとなり得る、極めて重要なプロジェクトであると捉えている」とコメントした。
 その上で市が進めている「小名浜港周辺のエリア価値向上に向けた可能性調査」と合わせ、市としてのかかわり方を見極めていると重ねた。
 (写真:ライセンス交付や今後について語る大倉社長)

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