スナップショット
<スナップショット>朝陽浴びる平の街 湯ノ岳から鳥の目、虫の目で見つめる
新しいビルが建設され、変貌(へんぼう)も著しいJRいわき駅周辺を山頂から見つめた。木々の間にできた隙間はまるでのぞき窓のよう。澄んだ空気に包まれた街が朝陽に照らされ、輪郭を持ち始めた。
日の出の時刻と前後して、ホテルの看板が照明を落とす。水戸行きの上り一番列車が2つの小さなライトを頼りに南下していく。「今日はどんな1日になるのだろう」。時には鳥の目、虫の目になってこの街を見つめていきたい。
(写真:湯ノ岳から望む平市街地と郊外)