江戸末期創業の割烹料亭正月荘（平字大町33）は現在、〝常磐もの〟のアンコウをふんだんに使用した「本格あんこう鍋コース」の予約を受け付けている。
正月荘の「あんこう鍋」は、お笑いコンビ・バナナマンの人気テレビ番組「バナナマンせっかくグルメ」で紹介され、日村勇紀さんが太鼓判を押した逸品。アンコウは常磐ものを用いており、裏ごししたあん肝をぜい沢に使用した〝どぶ汁〟風の濃厚スープは、雑炊やうどんの〆（しめ）としてもぴったりだ。「ラーメンにも合う」との声も多いという。このほか、「あんこうのから揚げ」や「あんこうの友酢（１週間前の要予約）」も提供中。
料金は１人・６千円（税込み）～で、事前予約が必要。さらに１週間前に予約すると、「お持ち帰りあんこう鍋セット（５人前・税込み１万円）」の注文も受け付ける。セット内容は、国産アンコウの身、あん肝入りスープに加え、白菜、春菊、ねぎ、シイタケ、豆腐、しらたきが入る。
自宅で手軽に冬の味覚を楽しむことができ、「お好みの具材を入れても美味しいですよ」と同店。いずれも３月下旬ごろまでの予定。予約・申込みは正月荘＝電話（23）３１０４＝まで。
