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安藤家御家流茶道 初代しのぶ茶会 旧磐城平藩に連なる武家の作法で
旧磐城平藩主安藤家の初代当主・安藤重信公(良善)没406年の遠忌に当たる法要「良善忌茶会」が29日、平字古鍛冶町の良善寺(柳内悦大住職)で執り行われた。
本堂には重信公の座像、10代当主信正公が少年期に描いた「セキレイ」の掛物、季節の草花を挿した花入れ、香合などが配され、雅楽の演奏が厳かな雰囲気を醸し出した。
次に柳内住職らが読経を唱え、安藤家御家流茶道17世宗家、同香道12世家元の安藤綾冠(りょうかん)さんが同家伝来の武家の作法にのっとり、夏の点前「葉蓋」を披露し、仏前に献茶したあと、出席した約150人が順に焼香した。
法要後、来賓の佐竹望副市長が「安藤家の歴史の重みを感じながら、今後もいわき市固有の歴史、文化として広く内外に発信していきたい」と内田市長のあいさつ文を代読した。続いて、関係者が境内の安藤家の墓所に参拝した。
同寺本殿・客殿などには御家流いわき会、同流東京直門会、いわき門院会、東京錦香会による薄・濃茶席、香席が設けられた。
出席者は会員のもてなしを受けながら、心静かに一服の茶を味わったほか、席主の綾冠さんもそれぞれの茶席を訪れ、大勢の人たちと懇親を深めた。
(写真:「葉蓋」の点前を披露する安藤綾冠さん)