2014.11.20
今年も残り少なくなり、夜の町では早くも忘年会の声が聞こえ始めてきた▼そんな中、今月の初めには、警察による大規模な捜査で多数の外国人の逮捕劇があった。震災後から、徐々に外国人の姿が目に付くようになった。もちろん、飲食店の従業員たちだ。客引きをする彼女たちの方が、客の数を上回っているのではと思えるときさえある。執拗に客引きをする姿には閉口するばかりだ。タクシーや、代行業者の違法駐車も以前にも増してひどくなる一方だ▼良い繁華街の条件は、夜の社交場として安全で、しかも安心して飲める環境があることだろう。「客がいい店をつくる」と言われるように、客のマナーもその条件の重要な要素になる▼法的なことに関しては警察の取り締まりに頼らざるを得ないが、駐車違反、風営法の取り締まりを行っても、すぐ元に戻ってしまう悪循環があるのは否めない。お決まりの捜査ではなく、目線を変えた浄化作戦が必要な時ではないだろうか。