20.15.06.26
設立から30年以上の歴史を持つ、いわき地域学會。各分野の研究者・専門家らが会員として名を連ね、座学はじめ現地調査、報告とその研究成果は本市を学ぶうえで参考になることは多い▼今回、新たな取り組みとして「第1回いわき学検定」を実施することになった。コンセプトは「いわきを学び、得た知識をまちづくりに生かす」。単に正解数を追い求めるクイズ王決定戦、芸能人が競い合う知識のコレクション番組とは趣旨が違う▼出題ジャンルは歴史、文化、民俗、自然地理など多岐。1次試験は4択100問となかなかの苦戦も予想され、80点以上クリアで2次に進めるものの、記述式問題が待ち構える▼さて試験勉強だが、地域学會では総合図書館所蔵の郷土資料閲覧、市内各地での市民講座受講などを薦める。検定は中学生からが対象。10月18日の1次試験まで少し時間がある。まずは申し込みを済ませ、初心に戻り受験生の気分を味わってはどうか。