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2015.11.09

来年のカレンダーが出回る季節になった。文具店などをめぐり、デザイン性のほか壁掛けか卓上用か、始まりが日曜か月曜か、また文字の大きさなどを吟味すると、これが結構面白い▼私見では、居間にはインテリアにもなるしゃれたもの、台所には旧暦や六曜が入った実用的なものがいいと思っている。また、以前店で聞いた話では、震災以降は大ぶりの壁掛けで、家族全員の予定が書き込める欄のあるものの人気が高いとか▼携帯電話もなかなかつながらなかったあの日、家族の居場所が分からず気をもんだ人は多い。生活時間が違っても、このタイプのカレンダーを全員が見られる場所に張り、予定を書き込む習慣を付ければ、万一の際にも、ある程度は家族の行動が把握できそうだ▼家庭内のカレンダーを、見るだけのものではなく家族を結ぶツールとして考える。こんなふうに、少し視点を変えて、わが家に合ったカレンダーを選べば、家族の絆もより深まりそうだ。

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