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2016.12.09

来年用の手帳、カレンダーなどが出回っている。いただきもので間に合うため、特に買うことはないが、無ければもちろん不自由する▼向田邦子さんのエッセーに、手帳のことが書かれてあった。父親が勤める会社の手帳を毎年もらっていたが、ある年意を決して断った。癇癪持ちの父親にしては珍しくその時は怒りもせず、何ともいえない表情になったという▼個人の趣味に合うものを差し上げるのはなかなか難しいが、知人の中にはこちらが用意した手帳を喜んでくれる方もいる。もう一つにカレンダーがある。世界の名所旧跡、自然など見事な写真を印刷したものも多い▼「いわき版画の会」の会員が作製する人気の版画カレンダー。紙面で紹介するため毎回いただくが、なかなかのもの。単色、色刷りで市内各地の風景が月ごとに掲載されている。限定発売のため、すでに完売した。その作品展が9日から市文化センターで始まった。秀作がそろっている。

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