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2017.08.25

盛り上がっているのかどうか、いまひとつぴんと来ないのが3年後の東京五輪。誘致運動には各界著名人らが派手なパフォーマンスを繰り広げたが、決定後がよろしくなかった▼メイン会場の設計変更、シンボルマーク騒動、経費負担など明るい話題どころか、開催に水を差す問題が随分起きた。その間もスキャンダラスに伴い、東京都知事がコロコロ変わり、昨年やっと落ち着きを見せた▼開催をアピールする文言に「ライバルは64年」というのがある。昭和39年と今とでは時代背景が大いに異なる。戦後20年、急速な復興の末、国民こぞって待ち望んだ当時とは、隔世の感をおぼえる▼さて、前回東京大会の体操男子金メダリスト遠藤幸雄選手の雄姿がよみがえる。来月3日、四倉町で開かれる8㍉フィルム上映会「四倉アーカイブズ」に登場。40年、四倉小体育館開きに来市した姿が記録されている。まさに体操ニッポンの礎を築いた先達。貴重な一場面だ。

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