2018.03.30
いつになく早い春の到来に驚くこのごろである。花の名前に疎いため、街なかに白く咲く種類が分からない。コブシでもなし、ハクモクレンでもなしと区別がつかない▼この季節、代表的な桜にしても多種ある。確認できてもせいぜい2、3種類くらいだろう。市内各地では開花に合わせ、さまざまな花見行事が開かれる。まず磐城平城本丸跡地では恒例「さくらまつり」が4月7日から隔日で6日間実施される▼写真展、ワークショップ、呈茶、ステージイベントなど、さまざまな催しが楽しめる。また6日から小川町諏訪神社でも、幻想なシダレザクラのライトアップが始まる。こちらも楽しい企画を用意する▼話は前後するが1日には平城本丸跡地で「お城山、花の春に鷹が翔ぶ」と題した鷹仕いが行われる。参加有料だが大空に舞う姿は見ごたえがあろう。機会があれば夕刻時、いわき駅前の並木にたむろする鳥たちを鷹が一掃する場面なども見てみたい。