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2019.08.16

梅雨明け後のここ半月、空調の効いた社内から一歩外に出ると、強い熱気を体感する。かんかん照りとは異質な湿度を含んだ暑さに、ばて気味の方も多いだろう▼大型の台風10号の影響できょう辺りは幾分涼しいが、過ぎ去ったあとのフェーン現象がまた心配だ。各地では痛ましい水の事故が多発、都内の有名施設でも女児が溺れ亡くなっている。自然の波などと違い、比較的安全と思われている場所での悲劇に言葉もない▼同じ水でも、きのう本県金山町で炭酸水井戸に男女2人が転落、死亡する事故が起きている。名水を求め、遠方まで出かける人の話は聞くが炭酸水が湧く土地があるとは、知らなかった▼町の特産品らしく、大勢の人が汲みに来る観光スポットという。安全対策に柵、ネットが設けられていたものの、不測の事態は避けられなかった。外傷はなく溺死とみられるが、なぜ人間が落ちるほどの隙間があったのか。身近な所にも危険が潜んでいる。

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