2019.10.30
被災地では台風19号の大災害から3週間近くがたった今も、その後に降った雨によって家の後片づけなどは遅々として進んでいない▼特に被害のひどかった平窪、赤井、好間、小川地区の商店街では東日本大地震前の状態に戻そうと頑張っていただけに、相次ぐ災害に物心両面でのショックは図り知れないものがある。被害に遭われた方々の1日でも早い生活再建を願わずにはいられない▼こんな時になぜと言いたくなるのがインフルエンザの流行。今年は例年と比べ1カ月も早いと言われるだけに困ったものだ。普通に生活していてもインフルエンザにかかるのに、親類の家に間借りしていたり、避難所で不自由な生活を強いられている避難の人たちはなおさら大変だ▼避難所で集団生活をしているとインフルエンザの感染リスクが高まるため、水分補給と十分な栄養を取って体調管理には気をつけてほしい。朝晩の冷え込みが一段と厳しくなってきた。ご自愛のほどを。