2020.3.4
春の全国火災予防運動が1日から7日まで行われ、期間中、市内でも消防署を中心に関係機関が火災予防を呼び掛ける▼運動では「ひとつずつ いいね!で確認 火の用心」を統一標語に①住宅防火対策の推進②乾燥時及び強風時の火災発生防火対策の推進③放火火災防止対策の推進④林野火災予防対策の推進―など7つの重点目標で行われる▼空気が乾燥し強い風が吹く春先は毎年火災が集中する。特に屋外で火を扱う時には絶対に火元から離れないことだ。ちょっとした油断であっという間に火は燃え広がってしまう。水を入れたバケツなどを備えることはもちろんのこと、複数人で行うといった予防策を徹底してほしい▼そして忘れてならないのは住宅用火災警報器の設置。警報器は就寝中の火災から避難するのに効果的とされる。高齢者の場合、逃げ遅れから焼死するケースが少なくないだけに、自分や家族の命を守るためにも早めの設置を。住宅用消火器もお忘れなく。