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2020.11.5

今朝の新聞の一面に「米大統領選大接戦」の見出しがいつもにも増して大きく打ち出されていた。接戦は予想されていたものの想定外の接戦だと報じられていた▼接戦という言葉が気にかかった。本来接戦とは、どちらが勝っても禍根を残さないような好ゲームのことではないだろうか。では、この選挙はどうか。本来の政策論争は影を潜め、お互いを罵り合う「泥仕合」と言った方が適切な気がする▼日本でも同じようなことが横行している。連日テレビで中継されている予算委員会。質問されるのは、予算には関係のないことばかり。確かに明らかにしなければならないことだが、やり方に問題があるように思う。専門の期間を設け休日返上で追及すべきの声も多い▼政治は、国民の生活を守るのが最終的な目的だろう。どうも政権を維持するために、それを奪回することを目的としているようにしか思えない。主権者である国民を無視した政治では、明るい将来が見えてこない。

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