1. HOME
  2. ブログ
  3. 片隅抄
  4. 2020.12.10

2020.12.10

先日、ネットニュースに気になる見出しを見つけた。それは、「大学でのヌード講座はセクハラ」というものだった▼その大学は美術系で、ヌードをテーマとした講義で、裸の写真等を見せられ、それを不快に思った学生が訴えを起こしたというものだった。そこで自身の学生時代を思い出した。奇しくも芸術系の学部で、似たような経験があったからだ。それは「大衆芸術論」という講義で、先生が引率してストリップを見に行くという実習が含まれていた。受講はしなかったが人気の講義だった▼「芸術」か「猥褻」は意見が分かれるところで、判断は難しい。法的にこうだと定義づけられているのだろうが、芸術はその型にはめられるものではないのも事実▼詳しい状況は不明だが、嫌がる学生に無理やり見せるようなことをしていたのであれば、罪だろうが、そうでなければ、さほど問題になるようなことではないと思う。芸術であるかどうかは法廷では決められない問題だと思う。

関連記事

海産物加工品の製造販売 丸市屋

カテゴリー